2010年11月20日土曜日

小林武志の店 其の11



ベニヤバーン。


すべての壁と天井にベニヤ板がついた。

しかしながら消防法的に、

壁、天井は防火仕様にする必要があるので、

上から全て石膏ボードで覆わなくてはならない。

じゃ、なんで手間と大金叩いてこんな事をするのか...


理由はこうである。

12㎜のベニヤを石膏ボードの下地に貼る事で、

いざサロンワークが始まってから、

「この辺に棚があったら便利なのになぁ~。」

とか、

「この辺ちと暗くない?電球ぶらさげたいなぁ~。」

や、

「お花かざりたいなぁ~。絵飾りたいなぁ~。」

が、

いつでもどこでも釘やネジが打ち込めて、

問題や願望が解決出来る。

カスタマイズが可能になる。

すなわち、

可能性と変化と成長を見えない所に秘めている店になるわけだ。


こりゃいい。

こういう仕事には知性と優しさを感じる。


やるやるとは聞いていたが、

プランナー下平のおっちゃんの仕業である。


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