いやはや夏真っ盛りの風情でございますが、
まあ少しの間お付き合い願いたいのでございます。
今日は少しためになるお話を少し...。
こう暑いと海にでも行って、
すこし大胆なカッコウをしてです、
ぱぁと愉快に過ごしたいもんでございます。
青い魚と泳いだり、色鮮やかなイソギンチャクを探したり、
浜でびいちばれえに興じたり、スイカ割りなんかもまた一興…。
皆さん夏のおてんとさんと母なる海の虜になってしまうのでございます。
しかしですな、ここでひとつ注意点と申しますか、
ひとつ聞いといてもらいたいのでございます。
ええ〜皆さん(浸透圧)。これご存知でしょうか?
なーんか聞き覚えのある言葉ではございますが、
まあ簡単に言うと「ナメクジに塩」でございます。
あれをするとナメクジ、ちっちゃあなって死んでしまいますわな。
内と外の塩分濃度の違いなんですわ。
つまり生物の細胞の壁というのは半透膜なんであって、
溶媒だけを透す膜で隔てられた2室にですな、
濃度の異なる2つの溶液があるとですよ、
濃度の低い溶液から濃度の高い溶液に移動する溶媒分子の数は、
逆向きのものより多くなるんでございます。
これは溶液中に存在する溶質分子が溶媒分子の移動を阻害するためでして、
結果として溶媒は濃度の高い溶液のほうへ移動し、ある平衡位置に達する。
というわけでございますな。
ちょっとややこしい話ではございましたが、
漬けもんなんかもおんなじ理屈でございます。
水分が抜けてシワシワになるんでございます。
何が言いたいかと申しますと、
髪が海水に長いこと浸かっていたり、
海水がついたままでおると、
髪の水分が外に出て乾燥してしまうのでございます。
海から上がったら早めに真水で流しましょ。
で、家に帰りなはったらしっかりトリートメントするんでっせ。
髪のダメージは水に流せないのでございます…。
おやおや、お後がよろしいようで。
そうでもないか...。
1 件のコメント:
ほ〜う、なるなるほど。
それはこの間”南へ”行ったときに起きた現象と同じです。
少年時代のようにはいかんのですな〜
コメントを投稿